フジ こんにちは、フジです。
「スマホのお仕事を簡単アンケートで即診断」と書かれたページを見て、質問に答えた方もいると思います。
ところが、アンケート後に追加するLINEの名称は「L-診断」です。友だち追加後には、個別の診断結果より先に「月収30万円超えのチャンス」と書かれた画像をタップするよう案内されました。
アンケートに答えたり、LINEを追加したりしたこと自体を責める必要はありません。大切なのは、その先で誰と、何を、いくらで契約するのかを分けて考えることです。
今回は、L-診断の案内ページ、3問のアンケート、LINEプロフィール、登録後のトーク画面、そこから案内される副業を確認しました。
結論からいうと、L-診断から届く画像を見て、そのまま副業の申込みや支払いへ進むことはおすすめしません。診断の仕組み、月収30万円の条件、運営者、案内先の料金が入口では分からないためです。
フジ LINEを追加した後でも立ち止まれます。画像をタップする前に、何の診断結果が届いたのか、次のページで誰が案内しているのかを確認してください。
L-診断を調査した結論|副業診断として積極的におすすめしない
L-診断が公的機関から詐欺と認定された事実は確認できないため、「詐欺」とは断定しません。
ただし、今回確認できた範囲では、L-診断を副業診断として積極的におすすめできません。
案内ページでは診断結果が配信される流れを示していますが、LINE登録後には診断結果の説明より副業バナーのタップ案内が先に届きました。
| 確認した項目 | 確認できたこと | 参加前に残る疑問 |
|---|---|---|
| アンケート | スマホの利用時間・用途・理想の働き方を選ぶ3問 | 回答をどう判定し、案内先を選ぶのか |
| LINE登録後 | L-診断から画像タップを促すメッセージが届く | 個別の診断結果がどこに表示されるのか |
| 収入表示 | 「月収30万円超えのチャンス」と表示 | 仕事内容、達成期間、必要経費、達成者数 |
| 運営情報 | 案内ページとLINEプロフィールを確認 | 運営会社、責任者、連絡先、利用条件 |
| 案内先 | 株式会社MUSE、株式会社RED、株式会社集など | 案内先ごとの販売価格、契約相手、返金条件 |
L-診断の入口のアンケートに答えられても、案内先で有料の商品やサポートが提示される可能性は別に考える必要があります。診断ページの印象だけで、次の契約まで安全だとは判断できません。
L-診断とは?3問のアンケートからLINE登録へ進む仕組み
L-診断の入口では「LINE診断」という名称が使われています。「おすすめ在宅ワーク」「スマホのお仕事」「簡単アンケートで即診断」と案内し、自分に合うスマホバイトを探す適性チェックサービスだと説明しています。
案内ページが掲げる3つの特徴
案内ページで目立つのは、次の3つです。
- スキマ時間だけでOK
- 経験は不要
- どこでもできる
案内ページでは、この3つを「LINE診断」の主な特徴として表示しています。

いずれも始めやすさを伝える表現ですが、仕事内容、1件当たりの報酬、報酬が発生する条件を示すものではありません。
ページには「スマホワーカー100名に聞いた」として、成功の秘訣は「自分の適性に合っているか」「ちゃんとした会社が運営しているか」「スマホの基本操作ができるか」の3点とも書かれています。一方、100名の集計方法や回答結果は表示された範囲では確認できませんでした。
アンケートで聞かれる3つの質問
アンケートで確認できた質問は次の3つです。
- スマホを使う時間は1日にどのくらいありますか?
- スマホで普段よく利用するサービスを選択してください
- 理想の働き方はどのようなタイプですか?
2問目は複数選択でき、メッセージアプリ、SNS、動画視聴、ショッピング、ネット閲覧、アプリゲームなどから選ぶ形式です。3問目は、コツコツ実践、スキルアップ、利益を重視、スキマ時間などの働き方から選びます。

3問へ答えられることと、自分に合う仕事を判定できる根拠が示されていることは別です。
フジ 質問が簡単なのは参加しやすさの話です。どの仕事が合うのかを判断するには、仕事内容や必要な時間、報酬条件まで確認する必要があります。
L-診断へLINE登録した後の流れ
案内ページから進むと、LINEでは「L-診断」というアカウントが表示されました。登録後の流れは次のとおりです。
- LINE診断の案内ページで3問に回答する
- 診断結果を確認するためLINEへ進む
- 「L-診断」を友だち追加する
- トーク画面で画像をタップするよう案内される
- 画像から別の副業案内ページへ進む
入口の名称は「LINE診断」、追加先の名称は「L-診断」、アカウントIDは@362zckyzです。

「未認証」という表示だけで危険なアカウントとは断定できません。LINEヤフー for Businessの公式説明では、未認証アカウントは個人・法人を問わず取得できるアカウント種別とされています。
つまり、LINE公式アカウントの機能を使っていることと、LINEヤフー株式会社がこの副業を運営・推奨していることは別です。未認証表示は、運営会社や販売条件を確認しなくてよい理由にもなりません。
友だち追加後には「アンケートお疲れさまでした」「まずは詳細をご確認ください」「画像をタップして確認」と届きました。

確認できたトーク画面では、適性タイプや仕事名を説明する個別の診断結果は見当たりませんでした。
「月収30万円超えのチャンス」をそのまま受け取れない理由
トーク画面の下には「スマホでかんたん在宅副業で 月収30万円超えのチャンス!」と書かれたバナーが表示されました。

ここで示されているのは、月収30万円を得られる可能性があるという販売側の表示です。次の条件は、共有された画面では確認できません。
- 具体的に何をする仕事なのか
- 30万円を得るまでに必要な期間と作業量
- 教材費、サポート代、システム代などの必要経費
- 30万円を達成した人数と、達成していない人を含む割合
「チャンス」という言葉だけでは、月収30万円を得られる根拠や再現性は判断できません。
消費者庁は、簡単な作業で誰でも高収入を得られるように勧誘し、副業マニュアルを購入させる事例について注意喚起しています。これはL-診断や今回の案内先が同じ事業者、同じ勧誘だと示す資料ではありません。
それでも、大きな収入額に惹かれて進んだ後で有料商品を提示された場合に、仕事内容と支払総額を先に確認する理由にはなります。
フジ 月収30万円という数字が気になっても、あなたが軽率だったわけではありません。届いたバナーや案内ページを下のLINEから送って、仕事内容と支払総額がどこで示されたかを一緒に確認しましょう。
L-診断から案内される副業|株式会社MUSE・RED・集
確認記録では、L-診断の画像から進んだ先として、株式会社MUSE、株式会社RED、株式会社集などが挙がっています。
すべての利用者へ同じ副業が同じ順番で表示されるとは限りません。回答内容、登録時期、画像をタップしたタイミングで、案内先が変わる可能性があります。
| 案内先 | 副業JAPANの調査記事 | 進む前に確認すること |
|---|---|---|
| 株式会社MUSE | 株式会社MUSEの副業を調査 | 仕事内容、販売価格、サポート、返金条件 |
| 株式会社RED | 株式会社REDの副業を調査 | 動画を見るだけという訴求、入口価格、追加費用、保証条件 |
| 株式会社集 | 株式会社集の副業を調査 | 商品名、契約相手、支払総額、返金・解約条件 |
L-診断は入口であり、実際の契約条件は案内先ごとに別です。
L-診断の名称だけを確認しても、最終的に誰へ支払うのかは分かりません。別ページで会社名や商品名が出たら、申込画面、特定商取引法に基づく表記、利用規約をその会社ごとに確認してください。
L-診断の運営会社・料金・特定商取引法の表示
L-診断の案内ページを確認したところ、フッターには「Copyright©LINE診断. All right reserved.」と表示されています。
一方、表示されたページ内には、運営会社、責任者、所在地、問い合わせ先を確認できる可視リンクがありませんでした。
| 確認項目 | L-診断の入口で確認できたこと | 案内先で確認する資料 |
|---|---|---|
| 運営会社・責任者 | 可視表示を確認できない | 特定商取引法に基づく表記、会社概要 |
| 所在地・連絡先 | 可視表示を確認できない | 特定商取引法に基づく表記、問い合わせ窓口 |
| L-診断の利用料金 | 料金請求の表示を確認できない | 有料商品が出たページの価格表、申込画面 |
| 仕事内容・報酬条件 | 入口では具体的な説明なし | 商品説明、契約前の書面、報酬規定 |
| 返金・解約条件 | 入口では確認できない | 利用規約、返金規定、契約前の書面 |
入口で商品を販売していないなら、特定商取引法に基づく表記が見当たらないことだけで問題があるとは判断できません。重要なのは、案内先で有料契約を勧められたときに、販売会社、商品、金額、支払方法、返金条件が表示されるかです。
販売会社と支払総額が分からないまま、カード情報の入力、銀行振込、後払いの申込みへ進まないでください。
フジ 案内先で会社名が表示されたら、L-診断ではなく、実際に代金を受け取る会社を確認してください。販売価格と返金条件も同じ会社の書面で確かめます。
L-診断の口コミ・評判を検索結果から確認
2026年8月7日に「L-診断」を同じ条件で3回Google検索しました。
3回とも、副業としてのL-診断を扱う外部の検証記事が上位5位以内に2件入りました。一方、上位の過半数は恋愛タイプ診断やLINE診断コンテンツの作り方など、今回の副業とは別の内容です。3回目にはAIによる概要も表示されましたが、LINEマーケティングの診断機能や恋愛診断を説明するものでした。
| 情報の種類 | 分かること | 判断するときの限界 |
|---|---|---|
| L-診断の案内ページ・LINE画面 | 表示された名称、訴求、登録後の流れ | 収益の再現性や案内先すべては分からない |
| 外部の検証記事 | 複数の案内先が表示されたという個別報告 | 販売元の公式説明ではなく、全員に共通するとは限らない |
| Google検索結果 | 副業のL-診断を調べるページが存在する | 同名・類似名の別意図が多く、順位だけで安全性は決められない |
外部の記事にはL-診断への注意を促す内容があります。しかし、外部記事の評価だけで詐欺などと断定せず、公式画面、申込画面、契約前に交付される書面を優先して確認します。
検索結果で別の「L診断」が表示されたときは、ページ名だけでなく、アカウントID@362zckyz、案内ページのURL、トーク画面の内容が一致するかも確認してください。
L-診断の最終評価・まとめ
今回の調査で特に気になったのは、次の4点です。
- 3問の回答と案内される副業の対応関係が分からない
- 診断結果の説明より、画像タップによる副業案内が先に届く
- 「月収30万円超え」の仕事内容・期間・必要経費が分からない
- 複数の会社へ案内され、料金・契約条件が案内先ごとに異なる
3問の回答と案内先の関係が分からず、仕事内容や費用も案内先ごとに確認する必要があります。私はL-診断を副業診断として積極的におすすめしません。
ただし、すでに登録した方の状況はそれぞれ違います。今いる段階に合わせて、次の行動を選んでください。
- 登録しただけ:画像を追加でタップせず、届いたメッセージと案内URLを保存する
- 案内先を見ている:会社名、仕事内容、支払総額、返金条件がそろうまで申し込まない
- 支払い済み:LINE、申込画面、メール、支払明細を保存し、不安があれば消費者ホットライン188へ相談する
最優先は、L-診断という入口の名前ではなく、実際の契約相手と支払総額を確認できる状態にすることです。
簡単な診断や大きな収入額に興味を持つことは悪くありません。だからこそ、仕事内容と金額が分からない段階で決めず、受け取った画面を残してから判断してほしいと思います。
フジ 公的機関へ何を伝えるか迷う場合は、契約相手、支払総額、案内された順番を一緒に整理しましょう。
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